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飛ぶ羊亭へようこそ❤❤❤❤

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阿野根の作者

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2016年01月31日 22:50 公開
店長ちゃん元気かしらね。
そんなことを思いながら工芸品商人なエルフは家が重なるように建つソーランの町を見上げた。

ドゥラ=キシグ香国のソーランの港で船から降りたエルフの女性は坂道を上がっていった。

坂がちのソーランの町は小路も多く入り組んでいて初めての人は必ず迷うと言われている。

迷いなく歩いている様子はこの辺りによく来てるようである。

土産物屋の魚型クッションを遠くに見ながら後で購入して工芸品の参考にしようかしらと思いながらも目的地は『飛ぶ羊亭』から変えるつもりはないようである。

エルフは本来引きこもりである。
ヒデルキサム大陸のケレス森国からほとんど出てこない。
だが例外はいるのである、マーマン族と並ぶ細工物の名工のエルフの商品を売りに出すために店を出したり売り歩いたりして外に出るエルフもごくわずかだがいるのである。

彼女もそんな外エルフの一人で世界中を交易してまわっている商人なのである。

『飛ぶ羊亭』の木製の看板を見つけて扉を開けた。

カランカランと入り口の鈴が鳴った。

「いらっしゃいませ〜」
「店長ちゃんお久しぶり」
お久しぶりですとふんわりと微笑んだ店主にエルフもつられて手微笑んだ。

「今日は何がおすすめ? 」
「白身魚のトマトカータシキ風ソースがけです」
店主は本日市場で良いトマトをまとめ買いしたようである。

じゃあそれとパンとビールを一杯お願いするわと注文してエルフはカウンターに座った。

はーいと元気よく言って店主は鍋を開けたスパイシーなカータシキ風ソースを小鍋に移して温めている間に白身魚の切り身に小麦粉をまぶして油をしいたフライパンにすべりこませた。

冷やしたビールを飲みながらエルフが店主に目をやった。

「ねぇ、店長ちゃん、グーレラーシャ傭兵の彼とどうなってるのよ?」
「どうにもなってないですよ」
店主はフライパンから白身魚を出してカータシキ風ソースをかけながら答えた。

特にグーレラーシャ傭兵の彼からアプローチされていない店主は不思議そうな顔で皿をエルフの前に置いた。

あら、そうなのと軽く答えながらあの傭兵本当にヘタレなのねとつぶやいた。
店主とグーレラーシャ傭兵の彼がどうなってるのか見物気分のエルフなのである。

こればかりはなるようにしかならないのである。

今日も『飛ぶ羊亭』はのほほんと営業中なのである。

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