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テノヒラ

短編小説
ポエム
オリジナル
2016年11月29日 14:01 公開
1ページ(617文字)
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私を初めて抱きかかえた
柔らかな温もりのテノヒラ
ふと目を閉じたら瞼が熱くなるよ。

良し悪しもなく、はしゃぎまわって
そんな私をあなたは笑って、
あぐらをかいて見守っててくれた。
玄関、お茶の間、居間、トイレまで、
わたしのワガママなテノヒラは、
あなたのテノヒラを探してた。

悲しくなって泣き出しそうになったとき、
優しい言葉で諭してくれたね。
でも何より嬉しかったのは、
あなたのテノヒラが、私の頭に優しく触れてくれた事なんだよ。

決して大きくないそのテノヒラは、
所々にシワが寄ってて、
私はよくあなたの手を、伸ばして遊んでたね。
そんな無邪気でやんちゃな私も
構わず笑い飛ばしてくれた、
温もりに溢れたテノヒラ

雨の日も、風の日も、雪の日も、宝くじが外れた日も、いつも隣り合ったあなたのテノヒラ。

少しずつ大きくなっていく私のテノヒラが、
もうすぐあなたに追いつくよ。
そしたらきっと、私のために凝り固まったその肩を揉みほぐしてあげられるかな。

白いベッドの上に横たわるあなたの冷たいテノヒラ、苦しそうに目を細めるあなた。
あの日のあなたのように、私のテノヒラの温もりが、少しでも伝わってくれますように。

冷たいままのあなたのテノヒラを、私のテノヒラで包むよ。あなたが寂しくないように。

涙も寂しさも悲しみも、全部握りしめるから。

もし私が、また泣き出しそうになったとき、

その時は優しく、握ってください。

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