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誰のものでもない

短編小説
オリジナル
2017年02月23日 16:29 公開
1ページ(727文字)
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もう見飽きたかい?叶わない夢は
もういいだろう。それ以上手は伸びない。
疲れただろう、ゆっくりお休み。
君の事を誰も笑わないさ。

優しい世界、暖かい場所
目を閉じれば眠り落ちて
横たわったこの体が
起き上がることはもうない

そんな自分を夢で見た
歩みを止めた屍を
ああなるまいと思いながら、
羨んでいる心がいる

誰もが笑って待っている
何もない日常で
諦めるのを待っている
温もりを抱きしめながら。

若い頃、誰でも見る物
そしていつの間にか捨ててたもの
いつかの事、笑うようになるだろう。
指差しで、子供みたいだなと。

そんな自分になりたくない
なりたくてなった訳じゃない
期待を裏切ることほど
心が痛む瞬間は無い

それでも確かにここにいる
温もりに甘えた自分が
冷たさが指先に
触れるたびに怯えてる

ここが嫌いな訳じゃない
ここにいても意味がない
この先にあるのは闇
輝けなくなる前に

全てを敵に回して
僕はそれを覚悟と呼んだ
震える体を引きずって
吹雪の中を歩いていく

温もりが肩を掴む
振り払うたびに擦り切れてく
叶わない夢と知ってても
立ち止まることは許されない

背負うと決めた憎しみも
受け止めると決めた妬みも
傷跡は増してく
血まみれの志

その身を傷つけながら
その背に屍を背負いながら
吹雪に埋もれた闇の中
一つづつ、踏みしめてく

ただ一人でいることが
独りぼっちな訳じゃない
それにすら気付けないないまま
誰もが冷たくなるのか

温もりに閉じこもった
闇に飲まれた愛しい人
救い出せるのは輝き
僕の手で掴み取るもの

その末に僕がいなくても
その先に僕がいなくても
僕は誰より終われるよ
「幸せだった。」と誇らしく

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