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愛情

短編小説
恋愛
オリジナル
2017年05月23日 07:35 公開
1ページ(629文字)
完結 | しおり数 0

キスの意味

もも

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5月23日はキスの日。
長編「ハツコイソウ」より、愛音から雪へ。
ちなみに額へのキスは友情を意味するそうです。諸説あり、ですが。
2017.5.23
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カタカタと鳴り響いていたキーボードの音が不意に止んだ。
漸く仕事に一段楽ついた所で、画面を凝視し過ぎた目がすっかり乾いていた。目薬をどこにやったかな、と思いながら目頭を押さえて、探すのが面倒になってやっぱりやめた。



お茶でも飲もうかと立ち上がった時、仕事用ではなく、来客用、そして自分と同居人がプライベートで寛ぐ用のソファの上で丸くなって転がっている少女がいる事に気付いた。



彼は驚いて目を瞬かせると、ソファに近付いて彼女の目の前で胡座をかいて座った。
すやすやと完全に寝入っている様子で、随分と前からここで寝ていた様だ。



ちらりと側のテーブルを見ると、そこに自分用の夕食らしきものが置いてある為、きっと仕事が落ち着くまで待っていてくれたのだろう。結局は待ち切れずに寝てしまった様だが、その気持ちが嬉しくて彼は微笑んだ。




待たせてごめんね。待っててくれて有難う。




そっと囁きながら、眠っている彼女の額に唇を落とした。





翌朝、気付いたらベッドで寝ていた彼女が大慌てで起きて来る頃には温かい朝食がテーブルに並んでいた。
ぽかんと突っ立っている彼女の様子が可笑しくて彼が笑うと、頬を赤らめた彼女は無言で彼の肩を拳で殴った。




寝ている間にキスしてしまったなんて言ったらこの子はどんな顔をするだろうか。
そう思いながら、彼はまた笑った。




愛おしいとは、つまりはこういう事なのだろう。








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  • もも 05月23日
    キスする場所で意味が変わるって面白いですよね。
    ちなみに爪先へのキスは忠誠だそうで、主従とかそういう感じの話が書きたくなります。書けないけど。書けないけど!
     #愛情
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  • もも 05月23日
    キスする場所で意味が変わるって面白いですよね。
    ちなみに爪先へのキスは忠誠だそうで、主従とかそういう感じの話が書きたくなります。書けないけど。書けないけど!
     #愛情
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