メクる

累計 17311348 スキ
BL・アダルトの
切り替えはこちら

大好きな人

短編小説
恋愛
BL オリジナル
2017年07月11日 20:28 公開
1ページ(1150文字)
完結 | しおり数 0


まの

  • 閲覧数

    237

    821位

  • 評価数

    6

    666位

  • マイリスト

    0

    852位

フォント
文字:--%
行間:--%
一目見た瞬間から「可愛い」と思った。「好きだなぁ」って。「自分のものにしたいなぁ」って思った。
でも、神様は僕のことを見てはくれなかった。初めて見た彼は男の子でそれも僕の弟になるというのだから。

それから数年たち、僕は高校3年に、僕が好きになってしまった弟は高校一年に進学した。
当たり前だけど初めてであった日から僕は心に秘めた弟への気持ちを直接告げることは無かった。
それにより関係が家族以下の存在になるのが怖かったから。

そんなある日のこと。僕は弟に「話がある」と聞かされ、弟の部屋の前にいた。
「おーい、来たぞ 話って何?」
僕が尋ねると弟の部屋の中から「入って」と呼びかける声が聞こえ、僕は恐る恐る部屋の中に入っていった。
大丈夫かな僕…… 相手は家族で弟で男だけど僕の好きな人…… そして、好きな部屋の中で好きな人と二人っきり。我慢できるだろうか。
「どうしたんの?改まって話があるだなんて」
「兄さんさぁ、俺のこと恋愛対象として見てるでしょ」
思わず僕は肩をビクッと揺らしてしまった。そんなことは悟られないようにしていたつもりなのに……!
「な、何を言ってるんだよ」
「わからないとでも思ってんの?今も顔青ざめてるし冷や汗出てるけど?」
僕は瞬時に顔を手で隠す。
「ほぉらやっぱり」
僕は絶望した。もう、家族とさえも見てくれないんだ。いや、前から気づいてはいたんだ。寧ろここまでちゃんと弟をやっていてくれたことに感謝すべきなのか
「さっきから何考えてんのかわかんない顔してるけど、どうせもう僕に関わってくれなくなるぅ…… とか思ってるんでしょ?だっさいなぁ」
「だって、僕……」
「あぁ、そうだね。いくら血が繋がってないとはいえ弟を恋愛対象に見て1人、部屋でこっそり抜いたりしてるんだもんね」
僕は泣きそうになりながらも弟を見る。すると、弟は一つ笑みを浮かべ僕の方に近づき、わざとかわからないけど音を立てて僕の唇に口付けをした。
「えっ……?」
そういったことにより僕の口が開かれてそこから弟のしたが口内にねじ込まれてくる。
「んっ…… ちょっ……」
弟のキスはどんどん激しさを増し、僕の後頭部と背中に手が回され抱きしめられる形になり、僕は思わず同じようにして弟を抱きしめた。
弟と目があい見つめ合う。
「俺もね、兄さんのこと大好きだなんだよ?恋愛対象として」
僕は驚きと嬉しさで今までこらえていた涙をこぼしてしまった。
「だから、今日から兄さんは俺のものだからね」
そう言って、不敵に笑みを浮かべた弟を見て胸を高鳴らせてしまった僕はもう、末期なのかもしれない。

スキを送る

累計 70 / 今日 0


残スキ 300

『スキ機能』とは?
『スキ機能』とは『スキ』ボタンを押すことで作品や作者を応援できる機能です。
※拍手機能に類似した機能です。

[スキ機能のルール]
※1人あたり1日に300回まで『スキ』を送ることができます。
※1作品でも複数作品でも合計が300回まで『スキ』を送ることができます。
※『スキ』は1スキ、『大スキ』は10スキ、加算されます。
※1日に与えられるスキの数は毎朝4時にリセットされます。
※自分の作品にはスキ機能は利用できません。
※『スキ』は匿名で作品に送られます。

スキ!を送りました

作品を評価する

まのさんを

フォローしたユーザーの
作品投稿やつぶやきなどの最新情報を
マイページでチェックできます

マイリストに登録する

この作品につぶやく

このつぶやきは「BL」に分類されます

#大好きな人
 

500

みんなのつぶやき 一覧

イメージレスポンス(0) 一覧

この作品へのイメージレスポンスはありません

タグ一覧 編集

この作品にタグはありません

友達に教える

  • ツイートする
  • イイネ
  • なうで紹介
  • はてなブックマーク
  • GoogleOne

この作品を見た人はこんな作品も 一覧

作者の投稿小説(5) 一覧

作品登録マイリスト 一覧

登録された公開マイリストはありません

その他


コーナー R

作品宛みんなのつぶやき

もっと見る

作者の他の作品一覧

一覧を見る

copyright (c) 2013-2018 メクる Co.,Ltd. All rights reserved.