モテない僕は聞き耳を立てる / 「あまね」の小説 | メクる

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モテない僕は聞き耳を立てる

短編小説
青春・友情
オリジナル
2017年08月08日 21:05 公開
1ページ(903文字)
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モテない僕が聞き耳を立てる話

あまね

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授業の終わりを知らせるチャイムが教室に響き渡ると、静寂とは程遠く、先生が教室を出ていくと、さらに静寂は遠くなっていくのは、学生の本能的なものなのだろう。

とりあえず本能的なものなのに逆らいながら、机に突っ伏して自分の腕を枕に寝たフリをする。

幸い起こそうとするような仲の良い友人というものが、教室どころか学校にはいない僕はこの手の行動をとる事が多い。

そうしている日々が長くなると、男子よりも姦しいという現実のせいか、それとも男子よりは女子の会話の方がいいという女子に縁の無い僕のもの悲しい心情的なものなのか分からないが、女子の会話が耳に残る。

いつも不思議に思うのだが、恋の話やそれに近い話をする彼女達は、同じ学校、地方、国とか飛び出して、複雑怪奇で異国の方言だと言われたほうがある意味納得である。

色々疑問があるのだが、最近気になったのは電車で俳優ÀとアイドルBを足してニで割った感じの人がいたから眼福みたいな世間話だ。

その会話の女子グループは、いいなぁとか言っていたが、僕としては何で盛り上がれるのかサッパリだ。

いや、待ってくれと言いたい。
一人の有名人に似ているというならわかる。

俳優ÀとかアイドルBが誰か知らないのは僕の知識不足だが、例え知っていた所で足してニで割った感じというのは意味が分からないんだけど。

どんな感じなんだよ。

例え知り合いで考えるとしても足してニで割った感じと言われてもどう顔のパーツを組み立てればいいのか、迷うし絶対無数にあるだろうその表現でどんな顔を想像したらいいのだ。

しかし、彼女達は疑問に思うこともなく、口にする事となく間髪入れずに同意をしめしたどころか、盛り上がれている。

彼女達の中で、共通の顔が写真もなく出来上がったというなら彼女達が、高度な公式を意識する事もなく使いこなしていると言う事になる。

文明すら違うのだろうか。
もし、その文明に近づくことができたなら、少しはこの状況から抜け出せるのだろうか。

とりあえず、授業開始のチャイムがなる頃だ、彼女達の文明についてはまた次の休み時間に寝たフリをしながら考えるとしよう。

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