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夏の思い出

短編小説
青春・友情
オリジナル
2017年09月17日 23:19 公開
1ページ(2219文字)
完結 | しおり数 0


りんたろう

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忘れもしないあの日はとても暑い8月の夏だった。

俺は長年付き合った彼女と別れ仕事でもうまくいかず心の休息に2週間休みをもらったんだ。

そして普段は車移動なのだが、何故だか電車に乗りこみ海を目指した。
iPhoneで音楽を聴きながら片手にはビール。シラフじゃとてもきつかった。別れた彼女を思いだすし、仕事のこと、友達と会ってもその場だけの元気の回復、1人じゃとてもきつかった。現実からにげたかった。

いろんな事を頭で考えていると、ホロ酔い気分で目的地に着いた。何度か来たことがあったので歩いて海に向かった。

歩いているときからすでに磯の香り。夏を感じて少し気分が解放的になった。途中コンビニでまた酒を買って浜辺の端っこで飲みまくった。

気がつくと俺は少し寝ていたようだ。そろそろ日が沈むころ。
ホテルも予約してない。足も自分の足しかない。完全にノープラン。
俺なにしてるんだろう、、、また少し落ち込んだ。バカだ。とりあえずタバコを吸いながら人の少なくなった海を歩いていた。海の音、なんか好きなんだ。よく彼女ともきてたっけ。。。切なくなった。

1時間位過ぎたろうか夜になり誰もいないと思っていたら。高校生らしき女の子が1人で海を見つめていた。
「何してるの?」
人恋しさに話しかけてみた。
女の子「、、、海、、、見てる。」
切ない表情と少し不思議な感じが最初の印象だった。
「そっか。海っていーよね!落ち着くってゆーか、元気貰えるってゆーか、、、」
女の子「、、、」
「ごめん。色々あって今1人旅で海きたんだ。いきなりごめんね。(笑)俺りんたろうってゆーんだ。よかったら名前教えて?」
女の子「、、、真海」
「真海ちゃんか、いー名前だね。家近いの?」
真海「、、、」
「また調子乗っちゃった。ごめんね。俺行くから真海ちゃんも夜だしきおつけてね。バイバイ。」
真海「、、、」
何故だか真海の不思議な感じが気になりつつも俺はその場を後にした。

これからどうしよう旅館でも探すか。でももー9時過ぎ、空いてるかな?

何件か回ってやっと見つかった。完全なる素泊まり。夕飯はコンビニで、もう寝よう。

次の日朝からクソ暑い。
海沿いの温泉に入った。でて朝からビールとウニ丼。マジ贅沢。元気出てきた。が、特にそのあとすることもなく温泉施設でゴロゴロ。映画がやっていたのでそれ見て感動。また風呂。またビール。気付けばまた夕方。1日何をしていても早いな。昨日の真海が気になり、まさかいないよな。、、、まさかのいた。ちょっとびっくりした。

懲りずに話しかけた。
「昨日はどーも。毎日いるの?海最高だもんね。」
真海「、、、」
「彼女と別れて、いろいろうまくいかなくて海に助けを求めにきたんだ。」
真海「、、、海は元気の源」
なんて返していーか分からなくなってきた。すごい不思議な子。
「だよね。やっぱ元気くれるよね。」
真海「、、、」
「そーだ。俺花火したいな、真海ちゃんもしよーよ。」
真海「、、、」
「よし。んじゃー買ってくるから待ってて。」
真海「、、、」
そして俺は走ってコンビニに酒と花火とお菓子を買って戻ってきた。
正直待ってるとは思わかなったがまさかのいた。
真海はずっと切ない表情で海を見ている。
「買ってきたよ。待っててくれてありがとう。帰っちゃったかとおもったよ。」
真海「、、、花火好き。」
ちょっとドキッとした。
「そ、そっか。んじゃーよかった。さっそく始めよう。」
真海「、、、」
特にこの後は俺が1人で喋っていただけで会話にはならなかったが線香花火の時だけは少し微笑んでいた気がする。
「んじゃーそろそろ帰ろうか。送って行くよ?」
真海「、、、大丈夫。」
「そっか。んじゃー俺行くからきおつけて帰ってね。今日はありがとう。バイバイ。」
真海「、、、ありがとう」
たぶん「ありがとう」だと思う。小さな小さな声でつぶやいたのが聞こえた。
「うん。バイバイ。」
そしてその場をあとにした。
ちょっと歩って振り返ると真海はもーいなかった。ちょっとびっくりしたけど夜なので帰ってくれてちょっと安心した。その時はそー思っていた。

それから2日間海をちょっと離れ、町に行き飲んでクラブ、満喫で寝ると、ハメを外していた。

なぜか真海のことが気になり、また海がある町に夕方戻ってきたので海沿いの温泉に入ってコンビニで酒を買って海に向かった。
まさか今日はいるわけないよね?
ま、まさかのいた。ちょっと怖くなったがまた喋りかけた。
「こんばんは。こないだは楽しかったよ。今日もいるかと思ってきてみました。(笑)」
真海「、、、こんばんは。」
「なんか真海ちゃんに会いたくなってまたきちゃった(笑)」
真海「、、、(笑)」
「今笑った?真海ちゃんの笑顔ってなんか元気もらえるんだよね。」
真海「、、、(笑)」
「俺真海ちゃんに出会えてよかったよ。
本当に真海ちゃんに元気もらえたってゆーか、、、」
真海「、、、」
真海「、、、ありがとう、、、私、、、本当はもー、、、」
なんとなくわかってた。
「そんなことよりまた花火しない?」
真海「、、、うん」
「花火買ってくるね」
真海「、、、」
その場を走り去った。真海の本当にいいたいこと、俺もなんとなくわかってた。
彼女はもー現実にはいない人、でもおれは信じたくない、

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