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おだやかな恋をしている

短編小説
恋愛
オリジナル
2018年08月26日 03:56 公開
1ページ(718文字)
完結 | しおり数 0

おだやかな恋のはなし。

鍔木シスイ

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恋愛って、甘いとか、鮮やかとか、まあそれこそ苺みたいなイメージがあったので。
世の中で有名になるようなやつも、甘酸っぱくて、緩急激しくて、最後は成就する……みたいな甘々恋愛系か、最後結局失恋するけどまた前を向いて進む、みたいなさわやか青春系が多いな、みたいな。
(あくまで個人の意見です、違ったらごめんなさい。)

だから、ちょっとおだやかで、静かな感じの、恋愛系短編を書いてみたくなりました。
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――最初に言っておこうと思う、これは私の片想いだ。


そりゃあ、私だって、「まだまだ若いでしょ」と言われる年齢ながらも、その年齢に見合うであろう恋愛経験、なるものがある。
恋をして恋をされて、そのうちの一人二人ぐらいは付き合ったかな、みたいな薄っぺらくて淡くて、とりあえず恋をしている間はドキドキしたしなんだか無闇に幸せで、その恋が破綻した時悲しかった、みたいな、まだ育ちきらない若芽のような恋。
そうして、求めて求め合って、求め合うことにいつしか疲れて離別する、みたいな、聞こえは良いけれど結局はエゴとエゴの押し付け合いみたいな、苛烈で鮮やかな恋だ。


それらは確かに恋だった。
けれど、今、している恋は、それとは全く異質のものと言える。


隣にいたいと思った。
できればずっと、隣にいたいと。
結婚もしなくていいし、なんなら恋人という関係になれなくてもいい。
どんな関係でもいいから、この人の隣にいたいと、そう思ったのは初めてだった。


前は、恋をしたら、「ああ、この人と恋人になりたいなあ」なんて単純明快、まっすぐすぎる思考回路だったというのに。


今は。
今は?


ただ、隣にいたいと思う。
深い悩みと悲しみを抱えて生きてきて、これからもそうして生きていくだろうあの人の隣に、ただ静かに寄り添って、たまには話も聞いて。
調子が良ければカラオケに行ったり、一緒にゲームしたり、他愛もないことで連絡を取り合ったりして。
調子が悪かったら、ただその傍らに寄り添って、あの人が話したくなったらそれを黙って静かに聞く。


そういうことができればと、思うのだ。

そう。

できるなら、これから、少し先の未来ぐらいは。



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